Ext JS初の入門書 - 「Learning Ext JS」
2009/01/28 by yuki
英語ですが、「Learning Ext JS」というExt JSの入門書が出版されています。

(Amazon.co.jpでも購入できますが、届くまで2週間ほどかかります。安価なPDF版が出版社のサイトで販売されているので、お急ぎの場合はそちらから購入されたほうがいいかもしれません)
早速取り寄せて読んでみたところ、結構しっかり書かれていて(なぜかEditorGridPanelに一章割かれてしましたが)、Ext JSの入門書としては中々いいのではないかと思いました(といっても、他に比較するものがまだ無いのですが)。
本書は下記のような構成になっています:
- 1. Getting Started
- 2. The Staples of Ext
- 3. Forms
- 4. Buttons, Menus, and Toolbars
- 5. Grids - Making Data Intuitive
- 6. Editor Grid
- 7. In an AJAX World, You Need a Good Layout
- 8. Ext JS Does Grow on Trees
- 9. Windows and Dialogs
- 10. Effects
- 11. Drag and Drop
- 12. It’s All About the Data
- 13. Code for Reuse: Extending Ext JS
- 14. The Power of Ext JS: What Else Can You Do?
Ext JSのセットアップ方法(第1章)やExt.onReadyやExt.Msgでの「Hello, World」といったお約束事(第2章)から始まり、FormPanelとその部品クラスの説明(第3章)から具体的な内容に入っていきます。
その後は、自然な流れとしてボタン、メニュー、ツールバーといった部品の説明(第4章)があり、次に二つの章(第5と6)を使ってGridとEditorGridについてのかなり詳細な説明を行っています。
第7章でレイアウトについての説明があるのですが、ここは若干説明が物足りない印象です。
第8章でのツリーに関する解説は結構分かりやすいのですが、ドラッグ&ドロップ処理については、これももう少し紙面を割いて欲しかった感じですが、まあ、ツリーについて大体のところは分かります。
このあと、ウィンドウ(第9章)、アニメーション効果(第10章)と続き、第11章でドラッグ&ドロップについて丸々一章が割かれています。とはいってもページ数はそんなにないのですが、少々とっつきにくいドラッグ&ドロップの処理について分かりやすくまとめられています。
第12章はデータを格納するStoreや読み込むReader・ProxyなどのExt.data以下のクラスについての記述で、第13章でようやく「クラスの継承」について触れられています。
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この本で1ついいなと思ったのは、クライアント側のExt JSとやり取りするサーバー側のコードサンプル(PHP)もそれなりに載せてあることです(実際のアプリケーション開発では、スタティックなデータを使うことはあまりなく、サーバー側から動的にデータを引っ張ることになると思うのでうすが、Ext JSが提供しているサンプルのほとんどはスタティックなデータやあるいはXMLファイルを使っているので、そういった部分が分かりにくいという指摘が以前からありました)。
DomHelperとDomQueryについての記述がもう少し欲しかったとは思いますが・・・。
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実際この本を読んで、いきなりExt JSを使った大規模開発に取り掛かったり、自分のUXを作ったりというのは難しいと思いますが、膨大なExt JSのクラス群を掻き分けつつサンプルを元に学習するよりは、はるかに効率的にExt JSについて体系的に学習することができると思います。
あと、この本の他にも、5月頃には「Practical Ext Js Projects With Gears」というちょっと上級者?向けの本も出版される模様です。
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Posted on February 3rd, 2009 at 8:33 am
[...] このブログでも紹介した「Learning Ext JS」も持ってきますので、手にとって見てみたい方はどうぞご覧ください。 [...]