Sencha Touchの価格と、その他製品の価格改定

2010/09/5 by yuki

Sencha Touchの開発は正式リリースに向けていよいよラストスパートに入ってきています。ゴールが見えてきたところで、Sencha Touchの価格とライセンス体系について米国Sencha, Incより発表がありましたので、日本向け価格についても発表したいと思います。また、同時に従来の製品およびサポートの体系についても改定がおこなわれましたので(価格も改定しました)、あわせて説明します。

Sencha Touchの価格

まず最初に、みなさんが一番関心を持たれているSencha Touchの商用ライセンスの価格についてですが、開発者1名あたり9,900円(+消費税)となります。

Senchaの他のSDKと同様に、このライセンスがあれば、好きなだけアプリケーションを作ることが可能です。例えば、「アプリケーション毎」、「ドメイン毎」、「ランタイム」等に対する追加の料金・費用は一切発生しません。この価格設定により、一人で開発を行っているプログラマーから、企業内で大規模に開発を行っているチームまで、幅広いモバイル向けWebアプリ開発者の皆様に広く利用していただければと考えています。

さらに、今回GPLv3とは別に、個人利用、教育利用、NPOでの利用等に向けたライセンス(無償)も設定されていますので、GPLv3の条件では採用が難しかった方々にも広く利用していただけると思います。

Senchaコンプリート

Sencha Touchのライセンス単体価格は9,900円ですが、Senchaコンプリートという製品パッケージも同時に提供を開始します。Senchaコンプリートは、SenchaのJavaScript製品とサポートと保守契約を全てパッケージしたものです。開発者1名あたり99,500円(+消費税)で、Sencha Touch、Ext JS、Ext Designer、そしてサポートの全てを利用することが可能になりました。もちろん従来の「Ext JS + サポート」についても引き続き、そして「Sencha Touch + サポート」については新たに提供いたします(「Ext JS + Ext Designer + サポート」パッケージは販売終了となりました。)

ライセンス購入と同時にサポートを購入することで、無料アップグレードの権利

さらに本日以降、商用ライセンスと同時にサポートを購入された場合、次のメジャーバージョンへの1年間の無料アップグレード権が付与されます(12ヶ月以内に次のメジャーバージョンがリリースされた場合、無料でアップグレードが可能ということです)。つまり、本日以降、Ext JSあるいはExt GWTとあわせてサポートを購入された場合、Ext JS4あるいはExt GWT3がリリースされた際に無料でアップグレードできるということです。また、Senchaコンプリートを購入されると、Ext Designerについても次期バージョンに無料でアップグレード可能です。もちろん、アップグレード権以外のサポート内容は、これまでと同じです。

Sencha Touchの商用ライセンス規約

Sencha Touchの商用ライセンス規約は、Ext JSとExt GWTのライセンス規約の内容に改訂を加えた新しいものになっています。その中でも重要な項目としては、ライセンスの適用時期があげられます。これまでの規約のもとでは、大規模なチームでGPLとして開発を行い、アプリケーションのリリースのタイミングで商用ライセンスを一つだけ購入する、といったことが散見されていましたが、こういったことは今後禁止となります。新しい規約では、開発開始時点において商用ライセンスが必要となります(GPLで開発した場合はGPLでリリース)。

この新しい規約については、今後リリースするExt JS 4およびExt GWT 3にも適用する予定です。しかし、Ext JS 3およびExt GWT 2については、これまでのライセンス規約が引き続き適用されます。

サポート体系、ボリュームディスカウント体系の見直し

これまでサポートは、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイアモンドと4種類の設定があり、分かりにくい部分がありました。今後はこれらを、標準とプレミアムの2種類に整理しました。標準サポートは1人用のライセンスに対応するもので、プレミアムサポートは5パック以上のライセンス向けに対応するものとなります。

ボリュームディスカウント

ボリュームディスカウントの体系についても見直しを行いました。例えば、これまでは、72個のライセンスが必要な場合、ワークグループライセンス(25個)を2つ、チームライセンス(5個)を4つ、開発者ライセンスを2つ、そしてサポートが必要な場合、それぞれに対応するサポート商品を組み合わせる必要がありました。割引率もサポートのレベルもそれぞれ異なっていました。

これらを改善するために、チーム、ワークグループ、エンタープライズ、といった名称を廃止して、5パック、20パックといったパッケージ体系に再編しました。そして、20個以上のライセンスおよびサポートが必要な場合、個別にボリュームディスカウントを計算してお見積いたします。

新しい価格、製品体系については本日より有効となります。Sencha Touchについても正式リリース前ですが、Sencha Touch単体、Senchaコンプリートともに販売開始となりますので、購入を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください(info@extjs.co.jp)

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